RSM(APEXi)の取付 DRS-DrifterRoadster-


Last Modified: 04/06/2003 01:45:29

はじめに

APEXのレブスピードメータ(REV/SPEED METER)の取付方法です。
RSM商品写真
私は、バルタイや点火時期・キャブの調整用に、と考えて付けてみました。
別売りのGセンサーを取り付けることによって、パワー測定や2次元の加速度表示も可能になります。
取扱説明書の能書きは、次の通りです。
商品名称
REV/SPEED METER
商品コード
405−A012
適応車種
車種別配線図記載の車型
用途
エンジン回転数及び車速、積算距離表示
バッテリ電圧表示
0−100,200,400m加速計測
0−100,200,300km/h加速計測
任意(0−250km/h)中間加速計測、他
配線図中のロードスターはNA8とNBのみでNA6については記載がありません。もしかして付かない・・・ということも考えましたが、車速信号が無いために付かないことになっているのでしょう。
NA6前期型はECUに車速信号が行ってません。ロードスターは当初M/Tのみの設定だったので、車速信号が要らなかったんでしょうね。
私はNA6なので付くという保証はありません。必要となる信号は車速信号と回転信号だけなので、この二つを取り出すことが出来れば問題無いはずです。

信号

必要となる信号は、車速信号とエンジンの回転信号です。
他に、速度リミッターカット等も可能なので180km/hの信号を誤魔化す機能もあるのですが、ロードスターの場合メーター裏で細工すれば可能ですから、これに電源を足して合計4本の線を繋ぎます。
エンジンの回転信号は、ダイアグノーシスのIGN端子かメーター内のタコメータの配線に繋げば大丈夫でしょう。
次に車速信号ですが、NA6の前期型には車速信号がありません。メーターを外して裏側のRSWと印刷した部分にネジが無ければ外れです。180kのネジを外してRSWに挿しても無駄です。速度リミッターが解除されるだけです。キャブ車には関係ありませんが(^^。
で、純正メーターから車速信号が取り出せない場合は、次の方法で車速信号が作れると思います。ただ実際に、これで問題無いのかどうかは知りません。
ULTRA
AutoDim用の車速信号を作る製品です。ミッションとメーターを繋ぐワイヤーの間に挟んで取りつけます。ULTRAのホームページには私の知る限りでは載っていません。
No6680 スピードセンサー \12800
ロードスター専用エクステンションケーブル \2000
価格等は変わっているかもしれません。
Pioneer
カーナビ用の車速パルス発生器がパイオニア(カロッツェリア)から出てます。タイヤの一部を強力な磁石で磁化させて、タイヤの回転に伴う磁界の変化で車速信号を作ります。
車速パルス発生器ND-PG1 \19800
純正流用
後期型のメータを移植すれば車速信号を取り出せます。私はこの方法で付けることが出来ました。前期型と後期型の速度メーターの異なるところは、こちらにて詳細に説明されています。http://www.open-cafe.com/syasoku.html
車速信号は、私の調べた範囲ではRSW端子とボディとの導通のようです。つまり、ミッションの出力軸が一定回転する毎にRSWとボディとの導通が現れます。うちのNA6では電圧は測定されませんでした。抵抗レンジで測ると、車の移動に伴い針がピコピコと振れました。

工具

特に変わった道具は必要ありません。
私が使用したのは、次の通りです。
圧着用ペンチ
上の名称が正しいかどうかは知りませんが、ギボシを取りつけたり電線を剥いたりするあれです。車の電装を弄うときは必須アイテムですね。
+ドライバ
今回は内装を外すだけでした。
ハサミ
電線やケーブル結束用のインシュロックを切るのに使いました。
ブレーキクリーナ
両面テープでRSM本体を取りつけたので、取りつけ面の内装の油取りに使いました。
インシュロック
電線やケーブル結束用です。
ビニールテープ
結線部の保護や、未使用配線の処理に。

車速信号の配線

まずは、メーターを取り外しましょう。
外したメーター
裏側はこんな感じになっています。
メーターの裏側
180キロSWとRSWの辺りをアップにしてます。
RSW
前期型のメータなのでRSWはネジが付いてません。180Kネジは外してます。
電線にクワガタ端子か丸型端子を付けて、RSWにネジ止めするのが堅いと思います。電線巻きつけると緩みの原因になったりしますので。
RSM側は車速信号線にギボシが付いてるので、それに合わせてギボシを取りつけます。RSM側の線は長いような短いような。取りつけ位置と取りまわしを考えて線長を決めましょう。

回転信号の配線

ブレーキマスターバック横の配線穴から、IGN配線を室内へ引き込んでます。わたしは、ドライバーの先にビニールテープで電線を巻きつけて、室内側からエンジンルームへ通してます。
室内へ
キャブのアイドル調整用にタコメータを繋ぐためのカプラ−です(見えないですね)。ULTRAのステッピングタコが転がっていたのでこれを使ってますが、アイドル調整用には不向きです。10,500rpmまで目盛りがあっても使うの1,000rpm前後ですから・・・。同じオレンジ色の線を持ってなかったので、カプラ−付近で青色の電線に変わってます。
キャブ調整用
オレンジ色の配線がダイアグノーシスからのIGN信号です。
IGN配線
ECUの配線が良く分からないのでダイアグノーシスのIGNから回転信号を取り出しました。メーター裏のIGNからも多分取れると思います。
ダイアグノーシス

Gセンサー

別売品になりますが、Gセンサーの取り付けです。
取説によると、水の掛からない場所に水平に取り付けるように書いてあります。Gセンサーですからしっかりと取りつける必要もあるでしょうね。また、ついてくる線が非常に短いので取りつけ場所は限られます。
外見上も支障の無いところを探すと、ここでした。センターコンソールの下。真中辺りに移ってる矢印を書いた黒い物体がGセンサーユニットです。矢印を進行方向に合わせる必要があるので、更に取りつけ場所は限定されます。
Gセンサー取りつけ場所
この場所は、下の金具が平面でないために両面テープを数枚貼り重ねないと取付出来ません。附属のスポンジは分厚すぎてお話になりません。
Gセンサー

本体取りつけ

本体の電源用に、ACCから電源を取りました。配線図ではコンピュータの電源から取るようになってますが(NA6は根本的に載ってません)、イグニションがONの時にしか電源が入らなくなると思うので、オーディオ用のACCから分岐しました。
これまた表示部が大きいため、本体も大きくなります。すると、取り付け場所も限られます。
センターコンソールの上は、視認性も良いので絶好のポジションですが、既に油・水温計と負圧計が取りつけられております。純正メーター近辺も場所がありません。
ので、助手席ダッシュボードとなりました。運転席からも見えなくは無いので、まぁ良しとしましょう。ビデオ取るときに写りやすくて良いかも。
えー、取りつけは両面テープです。艶出材などを使っている場合は、表面の油分を除去しておいた方が粘着力が上がるでしょう。
本体取りつけ場所
動作中の画面です。夜なので表示しか写ってませんね。
SP/REV_num
大体、3時間までで取りつけられると思います。難易度は・・・カーナビ程度でしょうか。

初期設定

取付が済めば電源を入れて初期設定です。
気筒数は4に設定します。
車速パルスは4に設定しました。純正との誤差は無いので、これで良いのでしょう。
車速パルスアジャストも100で問題ありませんでした。
タイヤ補正は標準サイズ以外を装着している場合必要になるのでしょう。もしかするとSタイヤなんかもカタログで外径を確認した方が良いかもしれません。
車両重量は1,050kgに設定しました。以前ゴミを処分場に持ちこんだとき、たしか1,050kgが風袋重量で出ていたので。
あとは、Gセンサーの0点調整をすれば、一通りの初期設定は終了です。
ロスパワーの測定が必要ですが、平坦直線路で自然減速をするのでなかなか機会がありません。
測定結果ですが7,100rpmで119psほどとなっていたので、かなり正確なのではないでしょうか。シャダイにかけた結果と大体一致します。
感想としては、非常に面白いです。前後左右のGも表示できますのでインカービデオに写りこむように設置すれば、荷重移動まで確認できます。